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Claude Code の mod とは?使い方とおすすめの4つ

· 13 分で読めます
Claude Code plugin ターミナル hook オープンソース
Claude Code 2.1.287 の新機能

Claude Code の mod とは?

使い方とおすすめの4つ

AI を使って1時間ほどプログラムを書いていると、私は1時間前にした質問を探したくなることがよくあります。上にスクロールして目に入るのは、会話よりも AI の細かな操作の記録ばかりです。この記事では、Claude Code に新しく登場した mod で、その記録をどうまとめたかを書きます。

元の Claude Code の画面:AI の操作記録と自動チェックの通知が会話の間に挟まっている
同じ2往復の会話、元の画面

この一連の作業は、AI モデルの Opus 5.5 と一緒に進めました。私が方向を決め、スクリーンショットを見て判断し、Opus 5.5 がコードを書いてテストを実行し、この記事のデモ画面もすべて録画しました。デモには架空の小さなプロジェクトを使っています。スクリーンショットは実際のターミナル画面で、パソコン内のフォルダーパスだけを取り除いています。

Claude Code の mod は、私が困っていた2つのことにちょうど合っていた

2026 年 10 月 1 日、Claude Code に mod が登場しました。ほかの人が作った小さなプラグインで、画面の表示を変えられます。

Claude Code は、ターミナルで AI にプログラムを書いてもらうためのツールです。ターミナルとは、黒い背景に文字を打ってコマンドを実行するあの画面のことです。私は毎日何時間も使っていますが、ずっと解決できていないことが2つありました。

1

AI の操作記録

AI がファイルを1つ読む、コマンドを1つ実行する、コードを少し変える。そのたびに画面に記録が増えます。1時間もたつと画面の大半を記録が占め、本来の会話を探すには何度も上にスクロールしなければなりません。

2

自分で設定した自動チェック

Claude Code には hook を設定できます。特定のタイミングで自動実行する小さなプログラムで、たとえば各ターンの終わりに、まだバージョン管理に保存していないファイルがあると知らせてくれます。私はたくさん設定していて、それぞれが会話の中に1、2行の通知を出すため、作業の途中に割り込んできます。

どちらも画面の並べ方の問題です。mod なら画面を変えられ、AI が読む内容には影響しません。

試み1 · quiet-tools

問題なく終わった操作を1行にまとめる

quiet-tools は、AI が成功させた操作をそれぞれ灰色の1行にまとめます。

失敗した操作や中断された操作は、そのまま全体を残します。エラーメッセージも元の位置にあります。まとめるかどうかは「問題が起きたか」で決め、「長いかどうか」では決めません。長い成功記録はまとめられますが、短い1行のエラーはまとめられません。

まとめた1行には、元の記録に埋もれていた要点を残します。

  • どのバージョンを保存したかは、画面に committed 5f78e2b → main
  • コマンドがバックグラウンドに移って実行を続けていること
  • 検索したが何も見つからなかったこと

全文を見たくなったら、 ctrl+o を押して詳細表示を開きます。履歴にある短縮された行がすべて展開されます。もう一度押すと、また折りたたまれます。下で実際に切り替えてみてください。

通常時:成功した操作はそれぞれ1行にまとまる
通常時:成功した操作はそれぞれ1行にまとまる

ブロックされた操作には、別の表示を用意しました。多くの人は「実行前のチェック」を設定しています。たとえば、テストを実行するまでバージョン管理に保存させない、といったものです。ブロックされた操作はそもそも実行されておらず、読めるのはブロックされた理由だけなので、quiet-tools は赤字の1行にまとめます。

最初のバージョン保存はブロックされ、赤字の1行になる。AI が指示どおりにテストを実行してから再び保存すると通る
最初のバージョン保存はブロックされ、赤字の1行になる。AI が指示どおりにテストを実行してから再び保存すると通る

まとめるかどうかは問題が起きたかで決める。まとめた内容はいつでも取り出せるようにする。

試み2 · hook-notices

散らばった通知を一か所にまとめる

hook-notices を導入すると、自動チェックの通知は会話に挟まらなくなり、すべて入力欄の上の1行にまとまります。

その1行に表示するのは、未読の件数、そのうち警告の件数、最新の通知の内容だけです。開くと横に全件の一覧が出て、1件ずつ確認できます。会話の途中に通知が挟まることはなくなります。

作る途中で1つ行き詰まりました。mod では、自動チェックが出力する文字を捕まえられないのです。そこで、チェック側と受け渡し用のファイルを決め、チェックが通知をファイルに書き、mod がそれを読み取って表示する形にしました。公開したソースコードには小さなプログラムも付けてあり、既存のチェックを数行変えるだけで接続できます。

右側の一覧:自動チェックの通知がすべてここに集まり、会話には挟まらない
右側の一覧:自動チェックの通知がすべてここに集まり、会話には挟まらない

捕まえられないものは、相手と受け渡しの方法を決めておく。

試み3 · turn-nav

会話が長くなったら目次が要る

1時間前にした質問を探したいとき、turn-nav が目次を用意します。送信した質問がすべて並び、クリックするとそのターンに戻れます。

私が初めて会話のナビゲーションを見たのは、 Gemini Voyagerでした。Google Gemini の Web 版にタイムラインを追加するオープンソースのブラウザープラグインで、メッセージごとに点があり、クリックするとそこへ移動します。私は毎日 Claude Code を使っているので、同じものが欲しくなりました。ちょうど mod が登場したので、ターミナルに持ち込みました。

Gemini Voyager のタイムライン:右側の各点が1件のメッセージを表す
Gemini Voyager のタイムライン
タイムラインの一覧を開いた画面:各行が1つの質問(文字はダミーの帯に置き換え済み)
開いた状態の質問一覧(文字はダミーの帯に置き換え済み)

制限もそのまま書いておきます。移動できるのは全画面表示だけです。また、以前の会話を再開しても、再開前の質問は一覧に出ません。

会話が長くなったときに足りないのは、スクロールの速さではなく目次です。

付録:prompt-band、2行を1行に

prompt-band は、上の2つの小さなプラグインに1行を共有させます。通知と目次は元々、入力欄の上にそれぞれ1行ずつありました。画面が広ければ横に並べて1行にし、狭ければ自動で2行に戻します。

prompt-band が扱うのは配置だけです。押した後の処理は元のプラグインに任せるので、これを入れなくても、ほかの2つは単独で使えます。

4つの試みを合わせると

同じ2往復の会話で、画面は 57 行から 36 行に減り、3分の1以上短くなりました。そのうち AI の操作記録と通知は 20 行から 3 行になりました。代わりに、入力欄の上に常時1行増えます。

問題なく終わったものはまとめ、問題が起きたものはその場に残し、探したいものには目次を付ける。

作り終えてから見つけた3つの比較対象

作り終えてから、ほかの人が作った似たものを知りました。3つを並べて比べたことで、自分のやり方の違いがかえってはっきりしました。

公式の /focustool-linesquiet-tools
まとめる単位1ターンの会話全体操作ごと操作ごと
失敗した操作一緒に隠すこれも1行にまとめる全体を残す
ブロックされた操作一緒に隠すこれも1行にまとめる理由を添えた赤字の1行
AI が読む内容変わる(AI に、ユーザーには最後のメッセージしか見えないと伝える)変わらない変わらない

同じ週に、似たものを作った人がいた

Tickloop/claude-mods の tool-lines は、私のものと同じ週に登場し、AI の操作をそれぞれ1行に表示するものです。

違うのは判断基準です。tool-lines は失敗した操作も1行にまとめますが、quiet-tools がまとめるのは問題なく終わった操作だけです。私は、まとめた1行に要点を添えることと、ユーザーの質問の行から「現在、詳細表示かどうか」を判定することの2点を参考にしました。ライセンスの記載がなかったので、参考にしたのは発想だけで、コードは自分で書きました。

誰かが独立して同じものを作ったというのは、方向性が間違っていないかを安く確かめる方法です。ほかの人のコードを参考にする前には、ライセンスを確認します。

公式の /focus がまとめるのはターン全体

Claude Code 自体にも /focus(集中モード)があります。まとめる単位は1ターンの会話全体です。

有効にすると、各ターンに残るのは、あなたの質問、1行の要約、AI の最後の回答だけです。さらに AI に「ユーザーには最後のメッセージしか見えない」と伝えるので、AI の回答の書き方も変わります。代わりに、どこで問題が起きたかが分かりません。失敗した操作、ブロックされた操作、チェックの通知も、成功したものと一緒に隠れます。

公式の /focus:各ターンには質問、要約、最後の回答だけが残る
公式の /focus:各ターンには質問、要約、最後の回答だけが残る

結論だけ見たいなら、 /focus で十分です。見ながら問題も見つけたいなら、問題が起きたかどうかでまとめ方を決める必要があります。

目次という発想には、各社がたどり着いている

まず Gemini Voyager のようなプラグインが Web 上の AI との会話にナビゲーションを追加し、その後 ChatGPT の Web 版にも目次が付きました。

報道によると、ChatGPT の Web 版は 2026 年 5 月末に長い会話向けの目次を追加しました。turn-nav は同じ必要性に応える、ターミナル版です。

会話が長くなれば、いずれ目次が必要になります。

比較してみると、違いはどれも判断基準にあります。まとめるかは問題が起きたかで決め、通知をどうまとめるかは受け渡しの取り決めで決まります。

導入方法、使い方、そして必要ない人

4つの小さなプラグインは、 operonlab/claude-code-modsでソースコードを公開しています。Claude Code では、それぞれ1行でインストールできます。

/plugin install quiet-tools --marketplace operonlab/claude-code-mods /plugin install hook-notices --marketplace operonlab/claude-code-mods /plugin install turn-nav --marketplace operonlab/claude-code-mods /plugin install prompt-band --marketplace operonlab/claude-code-mods

hook-notices では、設定ファイルの ~/.claude/settings.json にも1行追加し、起動時に実行されるチェックからも見つけられるようにします。

"env": { "HOOK_NOTICES_SINK": "1" }

上の1行の設定を除けば、インストール後に Claude Code を開くだけで有効になります。普段使う操作は次の4つです。

ctrl+o折りたたまれた記録をすべて展開し、もう一度押すと戻す
/turn-nav質問の目次を開く
/hook-notices通知の一覧を開く
/quiet-tools一時的に折りたたみを止め、元の表示を見る

この記事の数値は、同じ質問の組で毎回新しい会話を始め、両方をそれぞれ3回ずつ実行して測りました。両者の測定範囲は重なっていません。テスト時は 2026 年 10 月の Claude Code 2.1.295 を使い、スクリーンショットを撮ったときには 2.1.296 に更新していました。

ちなみに、私が使っている別の mod、image-view は、tmux(ターミナルを複数の画面に分割するツール)の中で画像を表示できませんでした。修正後、その変更を元の作者に送りました(PR #15)。これで今後、自分で修正版を保守し続けずに済みます。

tmux 内の画像:上は元の版で空白、下は修正後
tmux 内の画像:上は元の版で空白、下は修正後

自動チェックが少なく、会話も短いなら、元の画面で十分読めるので、追加する必要はありません。結論だけ見たいなら、/focus のほうが手軽です。会話が長く、チェックが多いほど、まとめることで節約できる画面も増えます。

この部分を持ち帰る

あなたの AI Agent にコピーする

まとめるかどうかは、問題が起きたかで決める——記録の長さでは決めません。この4つが自分に合うか分からなければ、以下を AI に貼り付け、実際の環境に照らして判断してもらってください。

# あなたの AI Agent にコピーする まずこの記事を読んでください:https://blog.joneshong.com/zh/blog/claude-code-mods この記事では4つの Claude Code mod(quiet-tools、hook-notices、turn-nav、prompt-band)を作っています。 基本の判断基準は、「問題が起きたか」で折りたたむかを決めること、チェックにブロックされた操作と実行に失敗した操作を別々に表示すること、 自動チェックの通知を取り決めたファイルに書くこと、長い会話には質問の目次を用意することです。 私の環境にこれらの mod が合うか評価してください。 1. ~/.claude/settings.json(およびプロジェクト内の .claude/settings.json)を読み、各 hook がどのタイミングに設定され、 会話内に文字を出力するかを列挙してください。 2. 記事にある hook-notices の受け渡し方法と照らし、どの hook をファイルへの書き込みに変更できるか、それぞれどの行を変えるか示してください。 3. "tui": "fullscreen" が有効か確認し、無効なら turn-nav のどの機能が使えないか説明してください。 4. 実行前にコマンドをブロックする hook があるか確認し、あるなら quiet-tools の赤字の1行表示が私に役立つか説明してください。 hook が少なく、会話も普段短いなら、導入は不要だとはっきり言ってください。無理に勧めないでください。

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